校長あいさつ

MESSAGE

101年目のチャレンジ!
 未来の俊傑「六高生」よ
  「憧憬れ精進みて止まざる心」を持ち、未来の扉を拓こう!

 令和4年4月1日に着任しました校長の須藤浩(すとうひろし)です。3年目になります。今年度も皆様にお世話になりますが何卒宜しくお願い申し上げます。
 本校は、大正13年に新潟県立六日町中学校として開校し、戦後の昭和23年に学制改革により新潟県立六日町高等学校と改称、現在に至っています。昨年の令和5年には創立100周年を迎え、10月14日に記念式典、記念講演会、記念祝賀会を地域の皆様、同窓の皆様のお力添えのもとに盛大に執り行っていただきました。また記念事業の一環として、新潟県ではじめてご寄贈いただきました中庭の「 シドモア桜 」も春の日差しを受け、日に日に成長し、本校の教育活動を見守ってくれています。ここにあらためて地域の皆様、同窓の皆様に感謝申し上げます。
 ご存知のとおり、本校は創立以来、2万8千名を超える卒業生を世に輩出し、歴史と伝統を重ねてきた県内屈指の名門校です。
 私は校長として、これまでの歴史と伝統の重みをしっかりと胸に刻み、それを誇りに、そして力に変えて、新たな歴史と伝統の創造に邁進していかねばならないと考えています。
 本校の校是は「文武両道」、教育目標は「着実な学習態度と自主的にして規律ある生活態度を身につけ、すすんで国家および社会の発展に貢献する人物を育成する。」です。
別の言い方をすれば、本校のスクールミッションは「地域の伝統校として、地域社会、国内、海外で活躍できるリーダーを育てる」ことです。(本校のスクール・ミッションとスクールポリシーの詳細は別項をご覧ください。)
 そのために本校の生徒玄関脇の横断幕に掲げられた
 「 翔け俊傑!六高生応援プロジェクト 」 ~ 次の100年を支えるリーダーを六高から ~ を今年度も 「 101年目のチャレンジ 」として積極果敢に進めて参ります。
 このプロジェクトは、同窓の皆様方、大学、企業、自治体、地域の様々な団体と連携・協力して、六高の生徒に世界・日本の「一流」を間近で体験・経験させ、未来の扉を自らの力で拓くための探究プロジェクトです。具体的には、大学、研究機関、企業等との連携を深め、様々な分野の研究者、経営者、技術者からの出前授業、講演・講話などを実施したり、スポーツ・文化活動分野のトップアスリート、一流芸術家からの出前授業、講演・講話などを実施したりして、生徒が自らが学び、将来の自分を探す環境を提供するものです。
 これからは今まで以上にグローバルで予測不可能な時代ともいわれ、ものの見方、価値観、行動様式、歴史や伝統も多種多様な人たちと理解・協力しあい、チーム・仲間として協働して、様々な課題を解決していかなければならない時代です。このような時代だからこそ、お互いのコミュニケーション能力を高め、どのような困難に直面しても、怯むことなく粘り強く、「明るく、元気よく、笑顔を絶やさずに、生き生きと、はつらつと」、課題解決に向けて積極果敢にチャレンジし、「ゼロから 新たな 1 を創り出す」ことができ、地域に貢献できる人材を輩出できる学校づくりを目指さなければならないと考えています。
 ところで本校の生徒は皆様の応援・支援もあり、輝かしい実績を残してくれています。
その活躍ぶりは本校のHP、懸垂幕、地元のラジオ番組や新聞紙上、さらには県内のテレビ各局の番組などで紹介していただきました。地域の皆様から大きな反響があり、今でも多くの応援声援をいただいています。
 全国大会に、陸上競技部・スキー部・写真部、北信越大会に、同じく陸上競技部、山岳部・卓球部・水泳部、その他にも、団体活動で野球部、演劇部、吹奏楽部、語学部、ダンス部が県最優秀賞、奨励賞をはじめ数多くの賞を受賞したり、活動の素晴らしさを評価をしていただきました。 また本校の部活動ではありませんが、パワーリフティングやボディービルの大会で全国レベルの成績を収めてくれた生徒がいたこと、地域の活動塾や劇団に本校の生徒が参加し地域の活性化に尽力し功績を残してくれたことを誇りに思っています。
 もちろん部活動ばかりでなく学業・進路においても多くの生徒が難関を突破してくれています。
すべてはご紹介できませんが、難関である国家公務員や地方公務員、民間企業への採用を早々に決めてくれました。大学進学も全国の難関の国公立・私立大学への合格切符を多数の生徒が手にしました。なかでも最難関の新潟大学医学部医学科に十数年ぶりに現役合格を果たしたり、医療系難関大学であり今春、浦佐に新潟キャンパスを開設した北里大学をはじめ全国の医療系大学や長岡赤十字、十日町などの高等看護学校などに合格者を輩出するなど、医療の危機が叫ばれる新潟県全体、魚沼地域に朗報をもたらしてくれました。
 ところで、学校の主役は生徒です。学校は成長のための試行錯誤の場であり「学舎(まなびや)」すなわちLearning Zoneです。Comfort Zoneから一歩出たところに広がっています。今までのスキルや経験があまり通用しないため、冷や汗をかき、不安やストレスがあり、決して楽ではありません。しかし、学びの経験や体験、様々なスキルトレーニングを通じて、自分自身を成長させてくれる場です。新しい知識や技術、ものの見方・考え方が学べる、そして大切な仲間を作れる「学びの場」です。高校では試行錯誤しながら、たくさんのことを学び、経験します。喜びも悲しみも楽しさや苦しみも、たくさん経験・体験します。それは全部、生徒を成長させる大きな原動力になります。学校は生徒自身がチャレンジする場所です。失敗を恐れず、試行錯誤できる場所です。正答にたどり着く方法や道筋は何通りもあります。失敗を恐れる必要はありません。チャレンジする人にはチャンスは訪れます。そしてチェンジする機会も増えます。何もせず、待っているだけでは何も得られません。チャレンジしないこと、何もしないことを恐れてください。「どうしたら実現できるのか」、自ら、そして仲間と共に具体的に考えて、勇気を持って何度も何度もアクションを起こし、チャンスを掴み、チャレンジし、昨日の自分より美しく、充実した人生を歩む自分に、自分をチェンジしていけるよう応援・支援をして参ります。
 本校は本年度、創立101年目を迎える伝統校です。伝統とは「創造・進化・発展の積み重ね」です。日々成長を遂げていかないと継承できません。これからの「六高」の伝統を創り継承していくのは、「未来の俊傑」である「六高生」自身です。
 私たち教職員は、保護者や地域、同窓の皆様とスクラムを組み、生徒一人ひとりの様々なチャレンジを支援し、未来を切り拓く支援をし、「応援され、信頼され、魅力ある学校」を図って参ります。これからも本校の教育活動へのご理解とご支援のほどを何卒宜しくお願い申し上げます。

                          

令和6年4月
新潟県立六日町高等学校
校長

沿革

HISTORY

大正13年5月4日新潟県立六日町中学校として開校
昭和23年4月1日新潟県立六日町高等学校と改称
六日町立高等女学校を県立移管後合併
昭和23年5月1日定時制課程を設置
昭和28年11月2日創立30周年記念式典挙行
昭和38年11月1日体育館竣工・創立40周年記念式典挙行
昭和40年4月1日30学級編成となる(各学年10学級)
昭和43年4月1日全日制五日町分校新設
(昭和44年4月1日 県立六日町女子高校へ移管)
昭和47年5月18日特別教室棟竣工
昭和48年10月3日創立50周年記念式典挙行(9月3日 プール竣工)
昭和49年4月1日定時制湯沢分校を全日制分校に移行
(昭和53年4月1日 県立湯沢高校へ移管)
昭和50年5月15日普通・特別教室棟竣工
昭和52年4月30日普通教室棟竣工
昭和53年4月18日管理棟竣工
昭和54年4月20日第二体育館竣工
昭和55年11月28日武道館竣工
昭和58年10月8日創立60周年記念式典挙行
平成元年12月22日グラウンド用地買収(2,659㎡)
平成3年3月29日グラウンド拡張工事竣工
平成4年4月1日第一体育館竣工
平成5年10月2日創立70周年記念式典挙行
平成15年10月4日創立80周年記念式典挙行
平成18年10月28日定時制閉課程記念式典挙行
平成25年10月12日創立90周年記念式典挙行
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校章・校旗・校歌

EMBLEM・FLAG・SONG

校 章

昭和28年に、旧制中学校の校章を部分的に手直しして新たに定められた。外側の六本の線は「雪」の結晶を表し、六本の線が交差している真ん中の黄色い部分は太陽を表している。これらは、校歌の一節にある「雪こそ校章(しるし)」「太陽(ひ)こそは校章(しるし)」を模したものである。

校 旗

昭和28年に、新しい校章を定めたことに伴い、旧制中学校の校旗と同色の紫地に金モールの校章を刺繍したものをつくったものである。

校 歌

学校教育

EDUCATION

校 訓

具体的には、次の二つを目標としています。

  • 家庭学習を、最低「学年+1時間」は行うこと。
  • 全員が、運動部、研究部、同好会のいずれか一つで(複数でも可)活動すること。

教育目標

『着実な学習態度と自主的にして規律ある生活態度を身につけ、すすんで国家および社会の発展に貢献する人物を育成する。』

この教育目標を実現するために、本校では、さらに次の重点目標を定めています。

スクール・ミッション

【地域の伝統校として、地域社会、国内、海外で活躍できるリーダーを育てる学校】
・魚沼地域の伝統校として、「文武両道」の校是のもと、確かな学力とたくましく生きる力を育成する。
・地域に期待される「六高生」としての自覚と誇りを持ち、多様性を尊重して共生社会の担い手となる人材を育成する。
・郷土を愛する心と地球規模で物事を捉える力を養い、地域社会、国内、海外で活躍、貢献できるリーダーを育てる。

スクール・ポリシー

★グラデュエーション・ポリシー ~卒業までにこのような資質・能力を育成します~
①確かな学力と豊かな人間性を身に付け、様々な場面に対応できる知識・技能を有し、何事にも主体的・創造的に取り組む力を育てます。
②国際感覚や多様性を理解する姿勢を身に付け、広い視野を持ち、他者と協働し社会に貢献する態度を育てます。
③よりよい社会を創造するリーダーとなるにふさわしい精神と、高い目標の実現のために粘り強く努力し続ける姿勢を育てます。
★カリキュラム・ポリシー ~上記の資質・能力を育成するため、このような教育活動を行います~
①生徒の資質能力の最大限の伸長のために、適切な科目の配置やICTの活用などに取り組み、確かな学力に基づいた思考・判断・表現する力を育成します。
②生徒の個性を尊重した進路実現のために、地域の人的資源を活用して様々な体験をする機会を設け、キャリア教育の充実を図ります。
③生徒の視野を広げ、多様な価値観を身に付けさせるために、様々な探究活動や体験活動を通して、教科横断的な思考と協働活動の中で合意形成する力を育てます。
★アドミッション・ポリシー ~このような生徒を求めています~
①基礎学力が定着しており、自ら学び、自己を高めようとする意識を持ち、進路実現に向けて探究的な活動を進んで行う生徒
②困難に打ち克つ気力と体力をもち、何事にも挑戦する気概を持って粘り強く取り組むことのできる生徒
③人を思いやる気持ちや自律と協働する力を持ち、学校生活の充実と向上を図るための諸課題に取り組む意欲のある生徒

今年度の重点目標

  • 学力の向上を図り、生徒一人一人の進路希望を実現する。
  • 自主的にして規律ある生活態度を育成する。
  • 体力の向上を図り、強健な心身を育成する。
  • 情操の陶冶を図り、倫理的な資質を養う。

学校評価

EVALUATION

学校評価はPDF形式にてご覧いただけます。
下記の項目をクリックしてご覧下さい。(新しいウィンドウで開きます)

学校自己評価表(令和4年度報告)

情報等の提供(平成30年度報告)

学校自己評価表(令和5年度計画)

学校自己評価・学校関係者評価のための組織票および実施計画(平成31年度)

教育課程

CURRICULUM

教育課程(令和3年度入学生)

教育課程(令和4・5年度入学生)

いじめ対策

ANTI-BULLYING

いじめ対策についてはPDF形式にてご覧いただけます。
下記の項目をクリックしてご覧下さい。(新しいウィンドウで開きます)

六日町高校いじめ防止基本方針および基本方針実践のための行動計画

令和3年度 いじめ認知件数について(報告)

令和4年度 いじめ対策総点検(報告)

令和5年度いじめ対策総点検報告

六高石碑図鑑

STONE MONUMENT

PDF形式にてご覧いただけます。
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六高石碑図鑑